檜垣裕志神戸サッカーアカデミーブログ / ポッパーマン サッカーブログ

神戸市にて、檜垣コーチ・毛塚コーチに教えて頂き「利き足のポイント」を意識しブレル事無く活動しています。人数に限りはありますが、一緒に練習希望されたい方は、ご連絡ください。現在、幼稚園年中~中学3年生まで参加して頂き活動しています。一緒に、技術アップの為練習しませんか?参加ご希望の方は、kikiashi1970@gmail.com まで

サッカーが上手くなる5スキル

本当にサッカーが上手くなる5スキル

1、個人のボールコントロールスキル

2、対人のボールコントロールスキル

3、自分エリアのサッカースキル

4、全体エリアのサッカースキル

5、フィジカル・メンタルスキル


サッカーが上手い人の能力」を5スキルに細分化したものだ。
「サッカーが上手い人の能力」というのは、色々な要素が絡み合っていて実に複雑なのだ。

【個人のボールコントロールスキル】があまりできなくても
【全体エリアのサッカースキル】を習得するとそれなりにカッコ良く見えたり、

【個人・対人のボールコントロールスキル】ばかり自主練習してチームでは一人よがりなプレーになったり、

小・中学生のうちは【フィジカルスキル】だけでスーパースターになれたり、

【自分エリアのサッカースキル】を理解していないために
判断に困ったらとりあえずシュートを打ってしまったりするものだ。

上の5スキル1.2.3.4.5をまんべんなくできる人は、間違いなくサッカーが上手い人と言える。
この5スキルはどれが欠けてもプロレベルとしては通用しないと思っている。

逆に言うとプロに進むような人はこの5スキルはどれも90点以上取るような人たちなのだ。

だからもし、「将来はプロになりたいんだ!」と本気で思っているのならば、
5スキルのうち1スキルも抜かさずにクリアすることが大切だ、いや必要だ。

ただし、【フィジカル・メンタルスキル】のフィジカルに関しては同年代のサッカー選手と比較して普通であれば減点材料ではないと思う。

特に、小学生・中学生の時点で必要以上に鍛えることはない。
もちろん、足が飛び抜けて速いとか198cmも身長があるとかは有利な特長であることは間違いない。


それでは「本当にサッカーが上手くなる5スキル」を1つずつ確認していこう。

1.個人のボールコントロールスキル

【個人のボールコントロールスキル】は、ほとんど1~2人で練習できるスキルだ。
たまにお父さんやお兄さんに手伝ってもらえば十分だ。

このスキルを重要スキルと考えている。
なるべくたくさんのページを使って解説したいと思う。

リフティング、ボールマスタリー、正確なキック・トラップがメインの練習内容になる。

どうして個人のボールコントロールスキルは必要か?

「サッカーは足で戦うスポーツだ。手は使いたくても使えない。」

上の一文を読んで何か気がつくだろうか?
実は誰もが知っている、ある真理が隠れている。

サッカーは手を使ったら簡単だ!
想像してみてほしい。

サッカーが手を使っても良いスポーツだったらどうなるだろう?

きっと攻撃側はほとんどボールを奪われることなく、ゴール前まで運ぶことができて、
あとはシュートが入るかどうかだけの勝負になるだろう。

なんせ、守備側はラグビーのようにカラダにタックルすることも許されないのだ。
ボールを持ったら、一人でゴール前まで走っていけばいい。

決して急がなくてもいい。身長、体格も関係ない。
何かのスポーツに似ていないだろうか?

そう、バスケットボール、ハンドボールだ。
この『手と足の違い』をしっかり理解してほしいのだ。

手を使えるバスケットボールなどの球技において、相手のゴール前までボールをキープして進むのに「足の速さ」「身長の高さ」「チーム戦術」「優秀な監督」などの要素がどれだけ影響するというのだろうか。

バスケットボールでは相手ゴール前までボールをキープし続けるのは、もう当たり前なのだ

どういうわけだか、サッカーでは「足なのだから失敗する」という前提で戦術が語られているが、
サッカーとは本来そんなシンプルなスポーツなのだ。

足を使うから難しく感じているだけで、いっそ発想を変えよう。

『サッカーはルールが変更になったバスケットボール』なのだと。バスケットボールなのだから、途中でボールを奪われてはいけない。

もし、バスケットボールでしょっちゅうボールを奪われているようでは試合にも出してもらえないことだろう。

つまり、なにが重要か?


足を手のように使えること


足を手のように使えない大人の常識に合わせてはいけない。
メッシも、イニエスタも、マラドーナも、3本の手を持っている。

プロレベルまでの習得期間
【個人のボールコントロールスキル】は、15才(中学校卒)までに確実に習得可能だ。
ただし、2~5年間は必要だと思う。小5から取り組めば、まず間違いない。

これは100人中100人 到達できると思われる(頑張れば…)。


このスキルは努力賞なのだ。

努力で何とかなるものは何とかしよう。


2.対人のボールコントロールスキル

【対人のボールコントロールスキル】は2人で練習できるスキルだ。

サッカー経験のないお父さんやお兄さんでは相手をしてもらうのは無理だろうから、
クラブチームの仲間と遊びながらやればいいと思う。

これはトレーニングといっても基本的に楽しいことの方が多い。
1対1などはチームの練習メニューにある場合が多いから練習はしやすい。

パス、ボールキープ、1対1がメインの練習内容になる。
どうして対人のボールコントロールスキルは必要か?

これは【個人のボールコントロールスキル】と同じ理由なので省略する。
自分1人であろうが相手がいようがボールを自由自在に足で扱えなければならない。

プロレベルまでの習得期間

【対人のボールコントロールスキル】は、フィジカルコンタクト(カラダの接触を伴うプレー)以外は
15、6才で習得可能だ。

ただし、2~5年は必要。

これは個人のセンスによるという人もいるが、
ドリルおじさんの見解はやはり「誰でもできるようになる」だ。

相手がいてもバスケットボールでは最低限ボールを奪われてはいけない。
足でもそれは可能で、繰り返し練習で習得できるのだ。

このスキルを才能だという人に限って、
【個人のボールコントロールスキル】もできない。

要するに【対人のボールコントロールスキル】は
【個人のボールコントロールスキル】の応用なのだ。


3.自分エリアのサッカースキル

【自分エリアのサッカースキル】はクラブチームだけではなかなか習得できない。
このスキルを最重要スキルと考えている。

web上では説明が難しいが、たくさんのページを使って解説したいと考えている。

自分を含めた4対4程度のエリアでのベストなプレー選択、
そしてそれを実行できるようになることを繰り返し練習する。

自分エリアのサッカースキルとは一体なにか?

ベンチから聞こえてくる監督の声。

「おーい、そこのところ、自分で考えてプレーしろよー」
「この前、練習しただろ。チームの作戦守れよー」

選手は「チームの作戦を守れ」と言われたかと思うと「自分で考えてプレーしろー」と言われ、
「どっちやねん!」となることが多い。

そもそも監督も区別できていない場合があるのだが、
これは【全体エリアのサッカースキル】と【自分エリアのサッカースキル】が混ざっていることが原因
だ。


実は、【全体エリアのサッカースキル】は試合中に監督が統制できる部分だが、
【自分エリアのサッカースキル】は試合前か後にアドバイスする部分なのだ。

試合中にいくら叫んでも修正できない。

事件はベンチで起きてるんじゃない。
フィールドで起きてるんだ!!


とまあ、どっかのフレーズ。。そのままなのだが。

サッカーというものは、いくら想定どおりに進めようとしても進まないスポーツ。
最後の最後に活きるのは、その事件現場15メートル四方の局所的な強さなのだ
とドリルおじさんは思う。


結局のところ、その瞬間に勝つための一手を打てるかどうかのスポーツなのだ。


似たような例に『将棋』がある。

何十手も「負けない手」である定跡(決まった型)が続いたのち、
結局のところ、勝負を分けるのは『その人がそのときに閃き、最善だと決断した一手』なのだと。

それは未知の手。
その場にその人をアドバイスする先生なんていないのだ。



だから【全体エリアのサッカースキル=定跡(型)】をいくら鍛えても、
最後は【自分エリアのサッカースキル=未知の手】にゆだねられている。

監督・コーチがいくら指示を出してもその瞬間、決断するのは選手なのだ。

「未知の手」というと偶然ぽく聞こえるだろうか?
言い換えると「その時点で一番勝つ確率が高いと思うプレー」

マニュアル(練習や過去の試合)に全く同じ場面なんてないのだ。
確率の高いプレーを瞬間、瞬間で見つけ出して決断し続ける作業にほかならないのがサッカー。

このように掴みどころのないスキルのため、
チームでは【自分エリアのサッカースキル】を鍛えることが難しいし、

一人ひとり復習もしない、
サッカー経験のないお父さんコーチなどは試合後にかけてやるアドバイスにも困ってしまうのだ。

よって、これを「個人の才能」とか「運良く決めてくれた」
「決定力不足だな」とかの運・不運で済ませて『最善プレーの選択力』を訓練しないことが多い。


実は勝つ確率の高いプレーを何度も何度も試合中に繰り返していた結果として、
「運良く入ったゴール」につながっていることが多いのだ。

これが1試合でなぜか結果となって現れるカラクリ。
最後の10秒でゴール。1‐0で辛くも勝利。

「コレはマグレじゃない!」と自信をもって言いたい。
「最善プレーの選択力」を訓練しよう


このスキルを習得するための理想は、お父さんお母さんにビデオを撮影してもらい、
あとから何度も映像を見て復習することだ。


このときは「やっぱり左にハタくべきだったな」とか
「ここはスルーパスのコースがあったじゃん」とか
「ループであっさり決まってたよ、ホラ」などと繰り返し復習する。

そうすることで段々と「最善プレーの選択力」が上がっていくのだ。
なんでも正しく訓練したものしか身につかない。まぐれではない。


今の時代はとても恵まれていると思う。
20年前と比べたらビデオ撮影なんて携帯電話でも簡単にできるのだ。
便利な道具はありがたく使おう。

プロレベルまでの習得期間

【自分エリアのサッカースキル】は、やや個人差が出るところかもしれない。
サッカーというゲームを考える力の個人差。

ただ、訓練で上手な人の70%ぐらいまでは誰だっていける。
習得には1年間~は必要。

ドリルおじさんはこの「自分エリアのサッカースキルの差」が、
サッカーレベルの個人差だと思う。

逆に言えば、このスキル以外はみんな大差ないのだ。
5スキルのうち、唯一「センス」という言葉を使わなければならないのかもしれない。


4.全体エリアのサッカースキル

【全体エリアのサッカースキル】の半分以上のことはクラブチームの監督が教えてくれる。
これはクラブチームで教えてもらうのが自然な習得方法となる。

よって、ここはクラブチームで取り上げない部分に絞ったドリルとなる。
チーム全体でのルールを守ったプレー、
統一的な戦術を理解することがメインの練習内容になる。

プロレベルまでの習得期間

【全体エリアのサッカースキル】は、極端な話、小・中学校でまったく教えられなくても高校からでもすぐ理解できることが多い。習得には3ヶ月もあれば十分だろう。年代ごとに求められるものも変わるので、その都度対応すればOKだと思う。ドリルおじさんは自信を持って言うが、これも100人中100人到達できると思われる。


5.フィジカル・メンタルスキル

【フィジカル・メンタルスキル】は、ほとんど1~2人で練習できるスキルだ。
ただし、小・中学生はこれに関しては必要以上に練習することはないと考えている。

みんなと比較して普通な程度を維持していれば十分だ。
よって、最低限のスキルを身につけるためのドリルとなっている。

持久力、ダッシュ力、キック力、キャプテンシーなどに関する練習内容になる。

プロレベルまでの習得期間

【フィジカル・メンタルスキル】は、同年代のサッカー選手と比較して普通であれば問題ないだろう。
このスキルは直接、プロサッカー選手になれるかどうかを決めるスキルではないと考えている。

普通の選手より明らかに走れないとか人間的に問題があるとかのマイナス要素か、
100m11.2秒で走れるとか身長203cmだとかのプラス要素以外は関係ないだろう。



「本当にサッカーが上手くなる5スキル」はいかがだっただろうか? 

個人のボールコントロールスキルは2~5年以上

対人のボールコントロールスキルは2~5年以上

自分エリアのサッカースキルは1年~

全体エリアのサッカースキルは3ヶ月以上

フィジカル・メンタルスキルは同年代の中で普通でよい。

 

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メンバーの皆

目の前のボールを正確にコントロール出来ないと、次のステップには進めません。

コツコツ努力すれば、コントロール出来る様になります!!

頑張っていきましょう!!