檜垣裕志神戸サッカーアカデミーブログ / ポッパーマン サッカーブログ

神戸市にて、檜垣コーチ・毛塚コーチに教えて頂き「利き足のポイント」を意識しブレル事無く活動しています。人数に限りはありますが、一緒に練習希望されたい方は、ご連絡ください。現在、幼稚園年中~中学3年生まで参加して頂き活動しています。一緒に、技術アップの為練習しませんか?参加ご希望の方は、kikiashi1970@gmail.com まで

親子の会話 コミュニケーションスキルの基本

子どもたちは、成長とともに親とのコミュニケーションが少なくなっていきます。これから思春期に向かっていくので仕方ない面もありますが、親子の会話はコミュニケーションスキルの基本。高いコミュニケーション能力を求められるサッカー選手は、普段からトレーニングをしておく必要があるのです。ここは、サッカーの技術や身体のことの専門家ではないお父さん、お母さんが積極的に参加できる最大のがんばりどころです!

 

早速ポジティブ心理学を応用した「親子会話のポイント」を抑えて、楽しい会話の溢れるリビングを目指しましょう!

 

■会話ゼロをプラスに変換する『3つの良いこと』

 

「まず大切なことは会話のきっかけをどうするかです。ありがちなのが『今日の練習どうだった?』という曖昧な声がけ。これは普段から積極的に会話をしていないと成立しません」

 

たしかに「どうだった?っていわれても……」と戸惑う子どもの気持ちもわかりますよね。たまにしか聞いてこない場合だと「今日は何か言いたいことがあるのかな?」なんて勘ぐってしまうかもしれません。

 

ポジティブ心理学では、もちろんポジティブな声かけが基本になります。なかでも『3つの良いこと』という方法があり、今日良かったことを3つ、毎日聞いてそれについて話すというものです。

 

抽象的なことを聞かれるより「良かったこと」なら子どもたちも考えやすいはずです。どんな小さなことでも、子どもたち自身が「良かった」と思うことを話す。はじめのうちはなかなか出てこないかもしれませんが、そのうちに良いことをきっかけに会話が続くようになります。

 

お父さん、お母さんが次にするのは、どうして良かったのか? を聞いてあげることです。なかには思いがけない理由もあるかもしれませんが、ここではなるべく子どもを否定せずに、話をしっかり聞き質問を投げかけましょう。

 

「これは文字にすると数倍の効果があります」(青木さん)

 

『3つの良いこと』は紙に書き出すと特に効果的だということが実験結果でわかっているそうです。形に残ること、手を動かして書くという行為が子どもたちの記憶に印象づき、良かったというイメージを強くさせるのです。

 

「社会人に幸せな気持ちを100%再現させる方法として『感謝の手紙を書く』というものがあります。これは誰にも効果がありますが、感謝の気持ちはなかなか持続しないので、短期的な結果しか生みません。それに比べて、3つの良いことはその日にあったことを振り返るわけですから具体的で、効果が持続します」

 

書くことで効果が高まるなら、サッカーノートの片隅に3つの良いことを書く欄を作ることも試してみる価値がありそうです。

 

■「良いこと」は子どもの自信を掘り起こす

 

良いことについて話し合えば前向きになるのは何となくわかりますが、どうして良いことだとコミュニケーションが増えるのでしょう? 青木さんはこう答えます。

 

「みなさんもそうだと思いますが、嫌なことは意外と覚えているものです。子どもたちも失敗やミスは無意識に思い出して反芻しているものです。だから、反省点は聞き出す必要があまりないのです。逆に良かったことを掘り起こしてあげることで、子どもたちの心に『今日はああいうミスをしたけど、こんなに良いところもあったんだな』という変化が起きます。これが自信につながっていきます」

 

そのすべてを言葉にさせる必要はありませんが、3つの良いことをきっかけにいろいろな方向に話が広がれば、それだけで今回のミッションは成功です。第一の目的は会話を作ること。そして会話の中から子どもの自信を引き出すことです。

 

ひとつでは少ないし、とっておきの良いことを探そうとしてしまいます。3つあれば些細なことやくだらないことも気軽に話せて、理由についても掘り下げる時間がある。じつは3つという数字にもポイントがあるのです。

 

■こんなときあなたならどう返しますか?

 

とりあえず会話ゼロを脱したら、次からはいよいよサッカーの上達にもつながって、親が子どもの状態や気持ちを知ることができるコミュニケーション術を学んでいきます。

 

お子さんが話した「良いこと」エピソードに対して、どんなリアクションをするのがいいと思いますか?

 

1.素晴らしい!それは良かったねえ と情熱的に褒める

 

2.それはこうじゃないかな? と間違いを正す意見を言う

 

3.なるほどねぇ とだけ答えて、あえてリアションをしない。

 

4.無視する

 

4がいいと思う人はさすがにいないと思いますが、この選択で子どもの幸福度が大きく変わり、成長の度合いも変わってしまいます。

 

子どもへの正しいリアクションとその効果、さらに間違ったリアクションをしてしまったときの驚くべき悪影響は次回! 褒め方がわからないとお嘆きの保護者のみなさんに“ポジティブ心理学を使った褒め方講座”もお届けします。

 

青木みちる

国際基督教大学教養学部国際関係学科

コミュニケーション学・心理学専攻

マーティン・セリグマンによって提唱されたポジティブ心理学を研究、日本に正しく紹介、普及させることを使命に活動する。PwCコンサルティング株式会社(現日本IBM)人事業務の改善、システム導入のコンサルタント株式会社エル・ティー・エスでは複数部門の責任者を経験し、現在はマーケティング部 部長 兼 新規事業開発の責任者

 

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